レトロ可愛い！集めたくなる芦屋の文具雑貨のお店特集

SNS全盛のこの時代でも、誰かに手紙を書きたくなるレターセットやポストカード、書くたびに楽しくなるノートやペンなど、文房具雑貨の魅力にハートをわしづかみにされている人は多いはず。
今回は芦屋にある、そんな魅力たっぷりの文具雑貨のお店をご紹介します。

「リュリュ」の複合スペース「space R」のステーショナリー

春には桜並木にたくさんの人が訪れる茶屋之町の「space R」は、カフェ、雑貨、本、ギャラリー、多目的スタジオのある複合スペースです。関西ではファンが多いパスタのお店「リュリュ」を運営している「株式会社リュリュ･サプライズ」の、兄弟会社にあたる「株式会社リュリュ」の運営です。。１階の「カフェリュシェット」は6月25日に一度クローズし、2023年秋にリニューアルオープンする予定です。改装中、このカフェの横にあったステーショナリーコーナーは、一部２階で販売されるそう。

レトロ可愛い！「アデリア」は創業200年の石塚硝子株式会社の、昭和の家庭で親しまれていたプリントグラスのシリーズです。現代にも使いやすくリメイクした「アデリアレトロ」シリーズは昭和レトロブームもあり、若い方に大人気なのだそう。
そんな懐かしいグラスの中でも、人気のグラス達をモチーフにしたイラストと、そのグラスのパッケージをイメージしたデザインをリュリュが可愛いステーショナリーにしました。
思わずクリームソーダを飲みながら、手紙を書きたくなるレターセットやメモ、ガラスペンなど種類もたくさん！どれも可愛くてシリーズで揃えてしまいそう。

空時間のシリーズは季節や天気、時間さえも感じられそうな鮮やかな空の写真がベースです。ガラスペンで少し濃い色のインクを使った文字を乗せると映えそう。使うのはもちろん、お部屋に飾りたくなるデザインです。他にも動物やお花モチーフで、シールやマスキングテープ、ポストカードなど種類もたくさん。かわいくて使いやすいポチ袋や祝儀袋は、渡した人の笑顔が見えるよう。

２階の「R books」スペースは昨年リニューアルしたばかり。こちらは１階の改装中もオープンしています。絵本、雑誌、書籍などセレクトされている本がとても魅力的なので、こちらもおすすめのスペースです。ブックアドバイザーの方に本についての相談もできるそうですよ。
ステーショナリーの一部はこの２階に置かれますが、公式オンラインショップ（リュリュマーケット）ではすべての可愛い商品を買うことができます。可愛いもの大好きな方に本当におすすめのショップです。
秋のカフェ、リニューアルオープンも楽しみですね。

点字リサイクル紙を利用したアイディアデザインがかわいい！

こちらは最近人気のカフェやスイーツのお店が増えてきた、本通りの近くにある「ワーク・キューブ」の紙文具です。株式会社プランツ・キューブの運営で、中へ入るとノートやメモ、ポストカードや一筆箋などの可愛い紙小物がたくさん並んでいます。

心を奪われたのは点字の紙をリサイクルしたノート。点を雨粒や星屑に見立てたデザインが、かわいいんです！お花の封筒はまるで絞り染めの生地か、和紙のよう。
こちらの商品は芦屋市身体障害者福祉協会から「点字用紙のリサイクルができないか」という打診があったことがきっかけ。
紙の点の部分には印刷が乗らず、裁断機でカットすると凹凸があるためズレてしまい、最初は試行錯誤を繰り返したそう。現在点字はローラーでつぶし、１枚１枚手作業でカッティングし、糊づけ、製本まですべて手作業で作られています。その風合いには温かみを感じます。点字紙リサイクルの商品は盲導犬協会に売り上げの10％が寄付されるそう。品質の良い紙なので、書き味もいいのでおすすめです。

その他にも、レトロかわいい昭和な喫茶店のメニューのレターセットや、猫好きや犬好きにはたまらない、ポチ袋や一筆箋などリサイクル紙を使っていないものまでたくさん。
芦屋の浮世絵「芦屋十二景」のポストカードは、芦屋在住の外国人の方が、自分の住んでいる場所を海外の方に紹介したくて購入していかれたそう。こちらのお店もオンラインショップ（ワークキューフ゛芦屋minne）で買うことができます。「芦屋十二景」など一部の商品は、芦屋市役所の地下売店でも扱っています。