インターナショナルスクールってどんな学校?
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インターナショナルスクールってどんな学校?

グローバル化が進む中、子育ての選択肢として注目されるインターナショナルスクール。
今回は、芦屋市陽光町にある芦屋インターナショナルスクールを取り上げます。

関西一の歴史と伝統のあるインターナショナルスクール

 小学校の英語教育が、2020年度の教育指導要領から小3で必須化することが決まり、ますます英語の早期教育が過熱しています。子どもたちがどこでどう英語力を習得するか、様々な選択肢がありますが、そのひとつとして視野に入れたい芦屋インターナショナルスクール(AIS)をご紹介します。

 芦屋インターナショナルスクール(AIS)の前身は、1964年にバルク良子さんによって設立された認可外保育園、御影インターナショナルプリスクール(MIP)です。当時は、自身のお子さんを含め、日本で生まれた英語が話せない外国人の子どものための幼稚園としてスタート。その後、子どもたちのためにも、“英語を話せる友達をたくさん作りたい”の考えから、国際的な教育を目指し、日本人の子どもの受け入れを開始したとのこと。様々な国の文化に触れることにより、国際的な感覚を小さな頃から養い、どこに行っても自信を持てる土台ができた子どもに成長させる手助けをしています。AISは2003年に兵庫県の要請によりMIPの姉妹校として開講、2006年に外国人学校認可を受け、2011年に母体MIPと統合、さらに幅広く子供たちを受け入れています。
 3月30日(水)~4月1日(金)の3日間、AISで2歳~小6を対象としたスプリングスクールが開催されました。「世界の文化を知る」をテーマに、在校生・卒園生・体験者など59名が参加、楽しいアクティビティーを体験しました。

ACTIVITY

「私の国の旗を考える」「旅行プランを考える」などのユニークなアクティビティーに取り組む小学生クラス。

GRACE

ランチの前には歌とお祈りがルーティン。

AISが目指すのは、文化に根差した語学力

 一般的に、インターナショナルスクールは、日本に住む外国人児童・帰国子女の受け入れ、海外赴任先への橋渡しとしてのニーズがありますが、世界へ羽ばたく子どもに育ってほしいとの願いから選択されるケースも増えています。とはいえ、スクール選びは、流行で決めるものではありません。インターならではの特性や教育理念を親が理解し、子どもがインターの校風に合っているかなどを踏まえて選択することをお勧めします。
 AISには、1歳6ヶ月から入園可能な保育園、幼稚園、小学部があります。芦屋市陽光町に建つ校舎は2階建ての北米スタイルで、ブルーと白を基調にした教室内には色とりどりの飾りやポスターが貼られ、明るく陽気な雰囲気。1クラス定員20名に1名の教員と1名のアシスタントが付き(原則として、海外での実務経験のある有資格者と日本人バイリンガル)、適正人数制で子どもたちへの目配り・気配りに配慮されている様子です。

 AISが大切にしていることを、バルク ジェイ校長先生にお伺いすると、「Help me do it myself.(私が自分でできるようになることを助けてください)がモットーです」とのこと。子どもたちが自立することを目標に、ひとつ上のことが出来るように手出しせずに見守っていくことを大切にされています。生活面でも学習面でも、自分のレベル+1のレベルを目指すことで日々、子どもたちを成長させていきます。生徒一人一人の個性や理解度に合わせた指導は、少人数制クラスだからできることですね。また、キリスト教の精神に基づき、善悪の区別をしっかり教えていくので、道徳観の拠り所となるでしょう。

 英語教育に関しては、英語はツールであって、英語を使うコミュニケーション力を培うためものとして、その土台作りに力を入れています。単に英語が喋れるということだけではなく、文化を知った上で言葉を使えることが大切であるとのこと。「英語を教えることよりも、英語で何を教えるかが大切。課目を教えるだけでなく、ためになるスキル、正しい生き方を教え、人を育てていくのです」とバルク先生。毎日の活動は英語で進められていき、生きた英語力を学べます。その一方で、失礼な日本語の物言いの是正などの教育もきちんとしていきたいということでした。  インターでの学びは、国際的な英語力やグローバルな見地を磨くことにより、将来の留学や海外での活躍につなぐことができます。ただし、小学部は、日本の義務教育を修了したことにならないので、その後の進学方向を考慮した選択が望ましいですね。まずは、入園前プログラムとしての親子参加型プログラム、サマースクールや3日間の体験入学なども積極的に参加した上で、各ご家庭の教育方針やライフスタイルとすり合わせ検討することが大切だと感じました。

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学校法人芦屋インターナショナルスクール

  • 兵庫県芦屋市陽光町4-1 (GoogleMap)
  • 0797-35-5011
  • 9:00~17:00
  • 土・日・祝日  
  • 有り

〈ライター 長谷川幸子〉