「どどん!」と打ち鳴らす和太鼓体験でキッズの心も体も元気に!
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「どどん!」と打ち鳴らす和太鼓体験でキッズの心も体も元気に!

日本の伝統楽器、和太鼓に触れる機会はめったにないかも知れません。
しかし、叩けばだれでも音が出て、その反面、楽しさも難しさも奥が深い和太鼓は、お子さまのお稽古事としても大注目!
今回は、和太鼓教室の『楽座』をご紹介します。

楽しい和太鼓の世界を通じてたくさんの学びを!

 和太鼓と聞いて何を思い浮かべますか?お祭り?たくましい男性が打つ姿?しかし、誰でも簡単に始められる和太鼓は、全国的に子どもや女性のお稽古事としても人気。
 和太鼓教室の『楽座』は、芦屋茶屋之町の「SPACE・R」の地下スタジオで和太鼓レッスンを開講しています。講師は、NPO法人和太鼓教育研究所代表の吉田拓也氏。高校時代に和太鼓の魅力にハマって以来、和太鼓を熱く愛し、ご自身のパフォーマンスはもちろん、作曲や指導でも活躍されています。  「指導で大切にしていることは、子ども自身が気持ちよく、子どもの育ちに寄り添うこと」とのこと。こうしなければいけない、という厳しさではなく、伸びやかに心と体の元気を引き出す場を目指しています。
 現在、「和太鼓キッズ」のクラスでは、小学1~5年までの5名が在籍。月2回、わきあいあいとした練習時間を過ごしています。半年のレッスンで1曲を仕上げ、近畿のスクール生が一堂に会する発表会 “どんパ!”で、レッスンの成果を披露。この発表の場が、演奏する充実感やモチベーションをぐっと上げるそうです。

和太鼓は音楽とスポーツの融合

 正座してご挨拶のあとは、まずはバチを持たずに膝や手でリズムを取る手合せで楽譜を復習。リズムを覚えやすいように、先生オリジナルの言葉を乗せていくのがユニーク。次に、バチを持って打ち始めます。「どど~ん!」と、お腹に響く音でテンションが一気に上がります!「もっと手を上に!」「足をしっかり開いて」と吉田講師。体を大きく伸ばして打ち込むとさらに音が響いていきます。
 音がアクションとリンクするので、「和太鼓は、音楽とスポーツの融合です」という吉田講師の言葉にも納得。夢中になって打って、子どもたちはエネルギーを発散できることでしょう。


Lesson start

  • よろしくお願いします!
  • 腕を伸ばしてスタンバイ
  • 〇×が並ぶ楽譜を見てリズムを合わせます
  • 集中していこう!
  • 入れ替わりのパフォーマンスも!

余韻のある響きが情操を育てる

和太鼓の余韻のある響きが子どもの情操を育てると同時に、運動機能、音楽性の向上、集中力、協調性など、たくさんのことが身につきます。なによりも、「100%楽しい体験になるはず!」と吉田講師。子どもたちにとって、大きく美しい和太鼓の姿、自分の体を十分に使って生まれる音の世界は、きっと新鮮な喜びをくれることでしょう!

和太鼓教室“楽座”

  • 兵庫県芦屋市茶屋之町1-12
    SPACE・R 地下1F (教室開講時間のみ)
  • 078-412-2060(事務局)
  • 電話受付10:00~18:00
  • 土曜・日曜・祝日

〈ライター 長谷川幸子〉