プロの舞台で夢に一歩前進!劇団四季『サウンド・オブ・ミュージック』オーディションに合格したキッズたち
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プロの舞台で夢に一歩前進!劇団四季『サウンド・オブ・ミュージック』オーディションに合格したキッズたち

2011年9月11日に幕を開けた劇団四季のミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』大阪公演。
物語に欠かせないトラップ一家の子どもたちを演じるのは、難関のオーディションを突破し、
厳しい稽古を重ねてきた子役たちです。

芦屋のミュージカルプロ養成スクール『ダンス・オブ・ハーツ』では、
9~12歳の6名の生徒が合格し、現在3名の男の子が憧れのステージに出演しています。
大きな舞台に全力で取り組んでいる彼らに、直撃インタビューしました。

直撃インタビュー!(質問内容)

名前(年齢)

  • Q1.『ダンス・オブ・ハーツ』に入団して何年ですか?
  • Q2.オーディションに合格後の稽古で印象に残っていることは?
  • Q3.実際に舞台に立って、どんな気持ちですか?
  • Q4.この舞台でどんなことを頑張っていますか?
  • Q5.将来の夢を教えて下さい。

長男フリードリッヒ役に合格!

池本淳宏(いけもと あつひろ)くん(12歳)

  • A1.「3年目です」
  • A2.「呼吸法で、どうすればお腹に息が入り、どうすればお腹から声が出るかを教えてもらった時の事が印象に残っています」
  • A3.「毎日楽しいけれど、お客様に感動を伝える事と自分の役を演じる責任感を持って公演をしています」
  • A4.「自分の役の気持ちを深めていく事を、日々頑張っています」
  • A5.「俳優になってお客様に勇気と希望を与えたいです」

スクールに入って芝居がとても好きになったという淳宏くん。「セリフの練習で、役の気持ちが分かってくるのが楽しい」とのこと。今回は、自分のお兄さんに気持ちを聞いたりして、長男の役作りをしたそうです。「これからもいろんな事に挑戦し続けたい」とキュートな笑顔で語ってくれました。

次男クルト役に合格!

佐野昌哉(さの まさや)くん(9歳)

  • A1.「2年半です」
  • A2.「劇団四季のあざみ野の稽古場で、大人たちと一緒に稽古したこと」
  • A3.「お客さんが笑ってくれたり、拍手してくれたりしたら、すごく嬉しい」
  • A4.「クルトになりきって、お客さんに感動を伝える」
  • A5.「お客さんに、その役の性格や今までの生き方を、2時間くらいの舞台で伝えたい。
    キャッツのミストフェリーズになりたい。もっとダンスや歌を上手くなる」

歌が大好きな昌也くん。「自信はなかったけれど、絶対に受かりたい」という強い気持ちを持ってオーディションに臨んだそうです。「学校の勉強との両立は、すごく大変で時にくじけそうになるけれど、『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台が楽しいから頑張れる!」と、熱い気持ちをはにかみながら語ってくれました。

長男フリードリッヒ役に合格!

根津健太郎(ねづ けんたろう)くん(11歳)

  • A1.「1年です」
  • A2.「一度、声が思うように出なくなった時があって、俳優さんが“今がチャンスだから、気持ちを膨らますためにこの時間を使っていこう”と励まして下さったこと」
  • A3.「最初は自分に自信がなく、上手くいくか心配だったけれど、他の兄弟役のみんなの顔を見ると、長男としてしっかりやらないとと思いました」
  • A4.「お客様にこの作品で感動してもらうために、一つひとつの言葉に込める気持ちをより深くすることに頑張っています」
  • A5.「劇団四季の俳優として、お客様を喜ばせる芝居をし、その仕事をおじいちゃんになるまでしたいです」

合唱のキャリアはあるもののスクールに来てわずか1年という健太郎くん。慣れないダンスを教えてくれたレッスン仲間、応援してくれる家族や、学校活動を助けてくれる友達など、周りの方への感謝の気持ちを大切にしています。「しっかりした長男役のシャイな一面や、自分の個性を出すのが難しい」の発言に、プロ意識を感じました。

三女ブリギッタ役に合格!

西口舞花(にしぐち まいか)ちゃん(10歳)

「夢は、ミュージカル女優になり、色々な役を演じること。そのために、お稽古に一生懸命励んでいきます」

次女ルイーザ役に合格!

戸田碧(とだ あおい)ちゃん(11歳)

「将来の夢は、歌でお客様に感動を与えられるミュージカルスターになることです。そのために、オペラの勉強もたくさんしていきたいです!」

次男クルト役に合格!

田中康平(たなか こうへい)くん(11歳)

「夢は、お客様を感動させるミュージカルスター。お稽古で一つひとつ作り上げていく劇団四季のレッスンでは、プロの厳しさを感じ、自分の意識の持ち方が変わりました」

何よりも歌うことや踊ることが大好きな彼ら。子どもといえども妥協を許さない厳しいプロの世界で稽古を重ね、共に舞台に立つことで、ますますその魅力に目覚め、自分たちの目標を明確に出来たのではないでしょうか。これからも、そのキラキラした心で夢を追い求めて欲しいですね。

ダンス オブ ハーツ

  • 兵庫県芦屋市松ノ内町1-10
    ラリーブ芦屋107 (GoogleMap)
  • 0797-38-8982

(ライター 長谷川幸子)