 | | | | 乾草の車 (ジョン・コンスタブル) 1821年(ナショナル・ギャラリー:ロンドン・イギリス) | | |
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| 今回は番外編として、“イギリスで最も美しい村”コッツウォルズを取り上げてみましょう。 コッツウォルズに代表されるイギリスの田園風景を好んで描いたのが、前回取り上げたターナーの1つ年下のコンスタブル。
ヨーロッパ中の風景画を残したターナーとは対照的に、コンスタブルはひたすら、母国イングランドの田園風景を描きました。
また、光の粒子をも描こうとして印象派に影響を与えたターナー同様、コンスタブルはパレットで色を混ぜるのでなく、
キャンバスに複数の色を直接置いて、見る人の網膜で色を混ぜ合わせる手法を使い、やはり印象派に大きな影響を残しました。
彼の代表作「乾草の車」は、実はコッツウォルズから遠く離れた故郷、サフォーク州の風景を描いたものです。
しかしコッツウォルズに広がるどこか懐かしい風景は、まさにコンスタブルの描いた風景画そのものです。
ちなみにこの作品は、母国のロイヤル・アカデミーでは全く評価されず、3年後にパリのサロン(官展)に出展して絶賛を浴び、
ロマン派の巨匠ドラクロワにも影響を与えたと言われています。 |
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