 | | | | アルノルフィニ夫妻の肖像 (ヤン・ファン・エイク) 1434年(ナショナル・ギャラリー:ロンドン・イギリス) | | |
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| ルネサンス絵画の表現を飛躍的に高めた油絵具は、1400年頃にフランドル(現在のベルギー)で発明され、
ファン・エイク兄弟が実用化したと言われています。 ファン・エイク兄弟は、ルネサンス初期にブリュッセルを中心に活躍しましたが、その生涯はよくわかっていません。 “神の手を持つ男”ヤン・ファン・エイクは弟の方で、代表作「アルノルフィニ夫妻の肖像」がロンドンのナショナル・ギャラリーにあります。 キャンドルが、夫の側1本しか点灯されていない。中央の鏡に、第三の人物が映っている。
鏡の上に不思議な文字があるなど、この絵には謎が多く、それを解釈するのが楽しい一方で、窓から入る光など、
油絵ならではの細部の表現力にも驚かされます。遠近法を駆使しながら実物そっくりに描いた、ルネサンス絵画の幕開けとも言える作品です。 油絵具はまたたく間にヨーロッパ中で使われるようになり、表現力は磨きに磨かれました。それから400年以上の歳月を経て、
実物そっくりに記録する役割を写真に譲ると、今度は一人の画家が油絵具に全く違う意味を与えます。その画家こそ、奇才ゴッホでした。 |
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