トップページ芦屋人・街サーチ芦屋のお店大集合芦屋人掲載プラン芦屋人業務案内サイトマップ
芦屋発 旅と文化のすすめ
 <都市紹介編> 〜第2回 ミラノA〜ドゥオモ〜
「ドゥオモ」1386-1813年(ミラノ・イタリア)
写真提供:イタリア政府観光局(Fototeca ENIT)
スカラ座方面から、“ヴィットリオ・エマヌエールU世のガレリア”と呼ばれる由緒あるショッピングアーケードを抜けると、突然異様に存在感のある建物に出くわします。これがミラノのシンボル、ドゥオモ(大聖堂)です。ドゥオモは、ゴシックの最盛期に建設が開始されました。当時のヨーロッパでは、ゴシック様式の教会が建設ラッシュで、各地の司教がより大きく、より高くと競い合っために、無謀な設計がされることも珍しくありません。計画があまりに壮大すぎて、完成までに何百年とかかったケースもあります。このミラノのドゥオモもご多聞にもれず、1386年に着工。完成したのは何と、500年近く後の1813年でした。中世の、キリスト教が強い勢力を誇っていた時代から、ナポレオンが失脚する頃まで工事が続きます。
ちなみに正面の装飾(ファザード)は、ナポレオンの命令によって完成したものです。全長158メートル、幅93メートルという、聖堂として世界で2番目の大きさに加え、135本の尖塔と2245体の聖人の像で飾られており、その狂気とも思えるスケールの大きさに驚かされます。聖堂内に入ると、ステンドグラスの見事さにも圧倒されてしまいます。
聖堂内の見学を終えたら、塔に登ってみてはいかがでしょうか。エレベーターもありますが、体力に自身のある方、登頂の充実感に浸りたい方には、階段を使うことをお薦めします。大して料金に差がないのに、思いのほか階段で登る人も多いですね。何と言っても、最上階から見下ろすミラノの街並みは絶景です。でも、見逃してはならないものがもう一つ。それはゴシック建築に特有の、「火焔様式」と呼ばれる炎が燃え盛るような装飾を持つ、無数の尖塔を間近に見ることができるのです。ミラノのドゥオモは現在改修工事中のため、美しい装飾の正面部分がカバーに覆われています。2005年中に終了するという情報もありましたが、現在も工事は続いている模様です。圧倒的な存在感を誇るドゥオモが、その全容を再び現すのは、いったいいつになるのでしょうか。
■橋本亮一 プロフィール
(株)ブルーム・アンド・グロウ代表取締役
IATA-UFTAA International Travel Consultant
総合旅行業務取扱管理者
レイル・エキスパート
日本旅行医学会認定添乗員
「お仕着せになりがちなパック旅行では味わえない旅を提供したい」と、2003年6月、15年間勤めた大手旅行会社を退社後、サロン形式の旅行会社を構え、その人に合った世界にひとつだけの旅プランを提案。また、サロンでは週末に「旅の学校」も開講。
芦屋市山手町24-5 TEL:0797-23-8740
E-Mail:travel@bloom-grow.jp
ドゥオモの尖塔と彫像(ミラノ・イタリア)
 このコラムは毎月更新(次回は2006年7月16日)です!お楽しみに…
■旅と文化のすすめ バックナンバー■
Vol.001/Vol.002/Vol.003/Vol.004/Vol.005/Vol.006/Vol.007/Vol.008/Vol.009/Vol.010/Vol.011/Vol.012/
Vol.013/Vol.014/Vol.015/Vol.016/Vol.017/Vol.018/Vol.019/Vol.020/Vol.021/Vol.022/Vol.023/Vol.024/
Vol.025/Vol.026/Vol.027/Vol.028/Vol.029/Vol.030/Vol.031/Vol.032/Vol.033