トップページ芦屋人・街サーチ芦屋のお店大集合芦屋人掲載プラン芦屋人業務案内サイトマップ
芦屋発 旅と文化のすすめ
 <基礎知識編> 〜第5回 市民芸術の開花〜
エトワール凱旋門(ジャン・フランソワ・シャルグラン)
1806-1836年(パリ・フランス)
写真提供:フランス政府観光局
ヨーロッパ文化の大きな転換点は、
フランス革命でした。ルイ16世とマリー・アントワネットの処刑は、市民の時代が始まる象徴となったのです。
このドサクサの中で台頭したのが、ご存知ナポレオン。当時ポンペイ遺跡の発掘が進んでおり、古代ギリシア・ローマへの関心が高まっていました。
ナポレオンはとりわけ古代ローマ皇帝に強く憧れ、凱旋門やマドレーヌ寺院など、古代ギリシア・ローマ風の建物をパリに作るよう、次々と指示を出します。お抱えの画家には、ギリシア彫刻ばりの端正でバランスの取れた表現で、壮大なスケールの肖像画を描かせます。この時代に花開いた古代ギリシア・ローマ風の文化を、「新古典主義」と呼びます。
ちなみにナポレオンは凱旋門の完成を見ることなく失脚、病死し、皮肉にも遺体となって凱旋門を通るのでした。

一方で対抗勢力も生れます。もっと身近なテーマを自由に表現しようとする「ロマン主義」。絵画では、鮮やかな色彩と大胆な構図とを使って、あふれんばかりの感情を表現するグループが登場します。そのリーダーはドラクロワ。「民衆を導く自由の女神」は、フランス革命という同時代の事件を大胆な色彩と構図で描いた作品です。建築で「ロマン主義」に相当するのは、ゴシック建築を現代的に解釈した「ネオ・ゴシック」と、バロック建築に磨きをかけた「ネオ・バロック」です。ヴィクトリア王朝全盛期のロンドンではビッグベンやタワーブリッジが造られ、街中にネオ・ゴシックがあふれました。パリではナポレオン3世の大々的な都市計画により、オペラ座などネオ・バロック建築が多数生れます。市民の時代になったとは言え、文化面では王侯貴族の真似事から、まだ抜け出してはいませんでした。彼らに加え、都市生活にイヤ気がさして農村生活をした「写実主義」の画家も登場し、お互いに影響しあうことで、「新しい芸術」の芽が育っていたのです。
■橋本亮一 プロフィール
(株)ブルーム・アンド・グロウ代表取締役
IATA-UFTAA International Travel Consultant
総合旅行業務取扱管理者
レイル・エキスパート
日本旅行医学会認定添乗員
「お仕着せになりがちなパック旅行では味わえない旅を提供したい」と、2003年6月、15年間勤めた大手旅行会社を退社後、サロン形式の旅行会社を構え、その人に合った世界にひとつだけの旅プランを提案。また、サロンでは週末に「旅の学校」も開講。
芦屋市山手町24-5 TEL:0797-23-8740
E-Mail:travel@bloom-grow.jp
民衆を導く自由の女神(ドラクロワ) 1830年
(ルーヴル美術館:パリ・フランス)
 このコラムは毎月更新(次回は2006年3月16日)です!お楽しみに…
■旅と文化のすすめ バックナンバー■
Vol.001/Vol.002/Vol.003/Vol.004/Vol.005/Vol.006/Vol.007/Vol.008/Vol.009/Vol.010/Vol.011/Vol.012/
Vol.013/Vol.014/Vol.015/Vol.016/Vol.017/Vol.018/Vol.019/Vol.020/Vol.021/Vol.022/Vol.023/Vol.024/
Vol.025/Vol.026/Vol.027/Vol.028/Vol.029/Vol.030/Vol.031/Vol.032/Vol.033/Vol.034/Vol.035/Vol.036/
Vol.037/
戻る芦屋のお店、大集合芦屋人・街サーチ芦屋人マップスクールガイドカジュアルSOHO芦屋口コミテラス
芦屋人・黒帯バックナンバー)|芦屋人・KIDS黒帯芦屋人たちの軌跡芦屋安全掲示板タイムスリップ芦屋映画猿
旅と文化のすすめ芦屋の民話芦屋人業務案内掲載プランお問い合わせサイトマップトップページへ
   Copyright 2004-2009 Ashiya-People All Rights Reserved.