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芦屋発 旅と文化のすすめ
 <基礎知識編> 〜第3回 ルネサンス〜
【フィレンツェ大聖堂(ブルネレスキ)】
1420-36年(フィレンツェ・イタリア)
写真提供:
イタリア政府観光局(Fototeca ENIT)
 
■橋本亮一 プロフィール
(株)ブルーム・アンド・グロウ代表取締役
IATA-UFTAA International Travel Consultant
総合旅行業務取扱管理者
レイル・エキスパート
日本旅行医学会認定添乗員
「お仕着せになりがちなパック旅行では味わえない旅を提供したい」と、2003年6月、15年間勤めた大手旅行会社を退社後、サロン形式の旅行会社を構え、その人に合った世界にひとつだけの旅プランを提案。また、サロンでは週末に「旅の学校」も開講。
芦屋市山手町24-5 TEL:0797-23-8740
E-Mail:travel@bloom-grow.jp
 
東ローマ帝国の建築家たちは、西ヨーロッパで忘れられた ローマ時代の技術を、代々受け継いできました。15世紀に はオスマントルコの勢力が拡大し、千年以上続いた東ローマ 帝国が崩壊寸前となったため、建築家たちがイタリア半島へ 逃げてきます。フィレンツェ出身の建築家ブルネレスキは、 ローマで彼らから多くのことを学んでいました。

その頃フィレンツェでは、大問題が発生。ゴシック建築として 建設が始まった大聖堂の、祭壇部分のスペースが大きすぎ て、誰もそれに見合った天井を設計できないのです。設計案 を公募しても、実現不可能なものばかり。そこへブルネレスキ が、東ローマ帝国で当たり前だった、ドーム型天井の案を提 出したのです。天にも届くようなゴシック建築ではなく、人間的な規模で均整の取れた 「ルネサンス建築」の幕開けです。

ちょうどその頃絵画の世界では、二つの画期的な発明があり ました。油絵具とキャンバス。いずれも表現力を飛躍的に高め 、当時人体の研究が進んでいたこともあって、より人間らしい 、端正でリアルな「ルネサンス絵画」が、イタリアを中心に花 開きます。特に16世紀には、ルネサンス三大巨匠が登場し、 絵画史を大きく塗り変えることとなりました。

三大巨匠とは、“万能の天才”ダ・ヴィンチ、“神のごとき人” ミケランジェロ、“聖母の画家”ラファエロ。3人はそれぞれに 犬猿の仲でしたが、構図や遠近法、人体表現などで新たな 技術を生み出し、競い合うように腕を磨きました。現在もミラノ 、フィレンツェ、ローマなどイタリアの中心都市では、彼らが残 した偉大な作品の数々が、私たちの目を楽しませてくれます。
 
 
【モナ・リザ(ダ・ヴィンチ)】
1503-05年頃(ルーヴル美術館:パリ・フランス)
 
 このコラムは毎月更新(次回は2006年1月16日)です!お楽しみに…
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