 | | | | バベルの塔(ピーテル・ブリューゲル) 1563年(ウィーン美術史美術館) | | |
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| 結婚政策でハプスブルク家は領土を広げ、スペインやベルギーも支配下にしました。
ハプスブルク家のコレクションを基礎とするウィーン美術史美術館に、これらの地域の絵画が豊富に揃っているのは、このような事情によるものです。 16世紀、イタリアでルネサンス絵画全盛の頃、現在のオランダ・ベルギーでも「北方ルネサンス」と呼ばれる絵画が確立されました。
あるべき姿を描き、人物画が多いイタリアに対し、北方ルネサンスでは“ありのままの姿”を描き、風景画が多いことが特徴です。
中でもブリューゲルは、風景の中で人物一人一人をていねいに描いた画家でした。 ブリューゲルの代表作「バベルの塔」は、旧約聖書にある逸話を描いたものです。
人間が天にも届く塔の建設を始めると、神はそのおごりに怒り、互いに言葉を聞き分けられなくします。
塔の建設は中断し、これ以来世界中に多様な言語が生まれたという話です。
ブリューゲルの絵の中には、それぞれ個性を持ち、働いたり怠けたりする数多くの人間が、生き生きと描かれています。 |
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