全てを寝たままで…癒しの『寝ヘナアロマ体験』

全てを寝たままで…癒しの『寝ヘナアロマ体験』

近年よく耳にする「ヘナ」を使った「寝ヘナアロマ」って?実際にライターが体験させていただきましたのでご紹介します!

『ヘナ』って?

ヘナはミソハギ科の植物で、インドでは古来からアーユルヴェーダ(伝承医学)の代表的なハーブとして親しまれています。日本ではカラー材としてのみ認定されているため食べることはできませんが、古代インドでヘナは「ラクタ(血液)、ガルバ(子宮)」と呼ばれ、牛にヘナを内服させて不妊治療として使用するほど女性には深い関りがあるそうです。
そんなヘナを使った『ヘナ染め』は、植物の色素で染めるため、化学染料が一切入っておらず、長時間の塗布が可能となり、染めれば染めるほど本来の健康な髪質に整えてくれます。
皆さん、他の肌よりも頭皮は3倍から5倍吸収率が高いということを知っていましたか?それだけヘアカラーが皮膚に与える影響は大きいということですね!また、ヘナ染めをやるとPMS症状が軽くなった!生理痛が軽くなった!と感じる方が多いそうですよ。

「かかりつけ医」ならぬ「かかりつけセラピスト」

「かかりつけ医」がいるように、心や体がなんかしんどいなと思ったときに些細なことでも相談できる「かかりつけセラピスト」でありたいと施術者の山根さん。だからこそ、カウンセリング時間を約30分としっかりとることで、体と心の悩み、睡眠の質や食事の状況など丁寧な聞き取りを行います。今回私は眠りが浅いことについて相談させていただきました。タンパク質不足が要因の一つかもしれないということで、普段の食事についてアドバイスをいただきました。
また、こちらのサロンでは来店前100%パッチテストを推奨しており、些細な不安も残らぬよう、安心して施術を受けることが出来るんです♪

ヘナショック

カウンセリング後は、ヘナ染め後の色の変化をサンプルを見ながら確認、色を選んでいきます。
また、『ヘナショック』という言葉だけ聞くと身構えますが、最初のヘナ染めの後、髪がごわつき、ギシギシになってしまうなど、仕上がりがとても悪い状態に一時的になってしまうことを言います。最初から傷んだ髪の毛全てにヘナが入りこむことはできないので、手触りが悪くなることもあるそう。「だからこそヘナは一回でやめないことが大切なんです」と話されました。「でも毎月サロンに行く時間がない!」「お金もかかりそう」という方のために、ホームカラー用ヘナの販売もしています!

ヘナ染め ~ オイルマッサージ

そしてオイルマッサージ用のアロマ選びです。 私は、ラベンダー 、マージョラム 、クラリセージを調合していただきました。アロマも好きな香りでなければ効果がないんだそう。
店内はほんのり暖かく、部屋の明かりが落とされることでとても居心地の良い空間に♪「寝てもらっていいので、お声がけはあまりしません。熱いなどだけ言ってください。」まずは頭皮に高濃度酸素オイルを塗っていきます。頭皮や髪の余計なものを清浄化する頭皮オイルスパクレンジングで頭がスッキリとした状態に♪そこにヘナを塗っていき、塗り終わったらラップを巻いて待ち時間に。その間にボディのオイルマッサージを行います。温めたアロマオイルで足(足の指までしっかり)、腕、お腹、デコルテのマッサージ。こちらは体調に合わせてオーダー可能だそうですよ。
温められたオイルマッサージで体はぽかぽか、ヘナの解熱作用により頭部のいらない熱が取れひんやりする『人間の体にとって最も良い状態』で施術は終わりました。

さいごに

『寝ヘナアロマ』を体験させていただき、改めて自分の体と心に向き合えたように思います。
今回ご協力いただいたセラピストの山根ゆきさんはとても明るく頼もしい方で、安心して施術を受けることが出来ました。
普段頑張っている自分を労わるご褒美に、自分だけのかかりつけセラピスト探しにオススメです♪

〈ライター 北島志保〉