仕上がり上々!愛着いっぱい!
ハンドメイドでアクセサリーを!
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仕上がり上々!愛着いっぱい!
ハンドメイドでアクセサリーを!

身に付けることでテンションが上がり、
オシャレをきめるアクセサリーは女性にとって大切なアイテム。
特に、自分の手で作り上げたハンドメイドのアクセサリーは、
特別な存在になるに違いありません。
今回は、芦屋打出の小さなアクセサリーショップ『Giricco(ギリコ)』での
ワークショップの様子を取材してきました。

糸のこを使って自分だけのアクセを手作り!

阪神打出駅からすぐ、商店街の路地裏。この地で10年を迎えた『Giricco(ギリコ)』は、パリのヴィンテージアクセサリーやオリジナルアクセサリーがぎゅっと詰まった小さなお店。そこだけヨーロッパの匂いが漂うような、知る人ぞ知る素敵なお店です。パリで買い付けられたジュエリーも魅力ですが、もうひとつの楽しみが、ここで開かれるワークショップ。真鍮(しんちゅう)の板を使って、オリジナルのアクセサリーを作り上げていきます。真鍮は、磨けば美しい金色ですが、時間が経てば落ち着いた風合いがアンティークっぽさを醸し出す素材。この真鍮の素材を3時間かけて存在感あるアクセサリーに変身させていきます。今回、参加されるのは、アクセサリーが大好きな神戸の仲良し3人組。自分へ…お姉さんへのお誕生日プレゼントに・・・と、バングル&リング作りに挑戦です。

workshop

  • 今日のお手本

    刻印付きのバングル&リング。リングは、3種類のデザインからセレクト。

  • 今日の素材

    厚さ約1.5mmの真鍮板。

LESSON START

  1. リング、バングルの長さを採寸
  2. 真鍮を必要な長さに糸のこでカット。「糸のこ初体験!切り始めが難しい!」「コツがわかってきたかも!?」力を入れすぎると、歯が折れてしまうので要注意。切り方にも性格が出るそう。
  3. 端の角を切り取り滑らかに。やすりで丸くしてもOK。
  4. リングのデザインとして山形の刻みを作る。
  5. ひたすらに全体に紙やすりをかけてなめらかに。「ちょっとつかれてきた~」
  6. アルファベットの刻印を金づちで打つ。「なんて打とうかな~」「この作業、楽しい!」
  7. リング、バングルとして形づけていく(今回はこの作業は講師が担当)。
  8. 研磨剤で磨く。「ピカピカになってきた!」「刻印がくっきり見える!」
  9. 完成!! それぞれに素敵なアクセサリーが仕上がりました。「やった!嬉しいっ!!」「あっという間だった~!」「とっても満足の出来です!」と笑顔が弾けました。

講師の楞川幸子(カドカワサチコ)さんは、彫金を得意とするアクセサリーデザイナー。ある時、幼稚園ママから「アクセサリーを作ってみたい!と言われたことをきっかけに、気軽に受けられるワークショップを開くことにしたそうです。日頃、使わない道具を使って、アナログなモノを作ることの面白さ、手間ひまをかけて自分だけのモノを作る愛おしさ。それは、なんでも簡単に手に入る時代だからこそ、より価値があるかもしれません。少し失敗しても歪んでも、いつも「大丈夫!大丈夫!」と笑顔の楞川さん。その通り、出来上がってみれば、それが逆に味となり個性となりました。実際に、楞川さんが思いつかなかった面白い模様を、お客様が作られることもあるとか。「私はなるべく手を出さないようにしています。手をかければかけるほどに、愛着がわいてきますから…」の言葉通り、自分で作ったアクセサリーを身に付けると心も弾みます。不器用な方でも心配ないワークショップなので、モノづくりの楽しさを体験してみては?

giricco(ギリコ)

  • 兵庫県芦屋市打出町1-6 (GoogleMap)
  • 0797-23-6868
  • 木~日11:00~19:00
    日曜のみ~18:00
  • 月・火・水

(ライター 長谷川幸子)