人気のアイシングクッキーを楽しく&美味しく作っちゃお!
Cafe&cooking salon『CUICUI(キュイキュイ)』
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人気のアイシングクッキーを楽しく&美味しく作っちゃお!
Cafe&cooking salon『CUICUI(キュイキュイ)』

最近、様々な「スイーツデコ」が人気ですね。中でも、色や形が可愛いアイシングクッキーを取り扱うショップや コーナーが増えています。粉砂糖を練った色とりどりのアイシングで、ひとつひとつデコレーションされたクッキー。
食べるのがもったいない可愛さ。思わず誰かにあげたくなる特別感。そんなアイシングクッキーを自分で作れたら…!!
そこで、今回は、アイシングレッスンを開催しているカフェ&料理教室の『CUICUI』を取材しました。

アットホームな雰囲気の中で、お料理からお菓子作りまで、 気軽に日替わりレッスンが受けられる『CUICUI』。好評の シュガーアイシング教室は、基礎から応用まで、楽しくアイ シングのテクニックを学べるレッスン内容です。主宰者であり 料理研究家の桔梗有香子先生は、可愛らしくてときめくような シュガーアイシングデザインがお得意。本日のテーマは、リ ボンやドレスなど、思わずテンションがあがるガールズアイテ ムです。
初心者の生徒さんでもアイシングに時間と手間を掛けられるよ うに、ベースとなるクッキーはあらかじめ先生が焼き上げてい ます。アイシングの甘さと程よくマッチングするためにクッキー の甘さは控えめ。作りやすく、持ち運びやすいように少し分 厚めに作るそうです。クッキー生地を多めに作って冷凍してお くと便利だとか。アイシングは、縁取り・模様用の硬いクリー ムと、塗りつぶし用の柔らかいクリームの2種類を作ります。
硬いアイシングで周りを縁取って乾かしてから、柔らかいアイ シングを流し込んでいく2層構造です。

クッキーやアイシングの材料・レシピを確認したら、 いよいよ実習スタート。まず、絞り袋=コルヌを作ります。柔らかいアイシング用にはキッチンペーパーを、硬いアイシング用にはセロハンを、くるっと丸めます。

次に、アイシングを作ります。粉砂糖、乾燥卵白、水でアイシングを練っていきます。乾燥卵白を使うと、ツヤが出て固く仕上がるそうです。色付けには、ウィルトンのジェル状のアイシングカラーが使いやすいとのこと。今回は、優しいピンクとブルーの2色を用意。このアイシングを各自のコルヌに入れてもらいます。先をちょんと切ったら、まずはウォーミングアップ。シートに描いた下書きのラインに沿って、まっすぐな線、カーブ、ドットなど、基本のアイシングを練習します。表面から浮かせて描くのがきれいな線を描くコツだそうですよ。

いよいよクッキーに描いていきます→
まずは、固いアイシングで輪郭から。クッキーの端が少し見えた方が可愛いそうです。この輪郭が途中で切れていると、後で塗る柔らかいアイシングが流れてしまいます。皆さん集中して無口になってきました。

輪郭が乾いたら、柔らかいアイシングを面の部分に流し込んでいきます。英語で“氷のような”の意味の通り、表面がツヤツヤとしていて、とてもキレイです。
「皆さん、手が早くてお上手ですね」と桔梗先生。ここで、ちょっと一息。
紅茶を飲みながら、アイシングを乾かします。この段階で、すでに「可愛い~!」。

そして、もっと可愛くするために、砂糖菓子のアラザンや花飾りを付けていきます。ここからは、どんな風にデコレートしようかな…と悩むのが楽しい作業。同じ形でも個性が出てきました。

乾かして完成!パッケージに入れてお持ち帰り。
みんなに自慢したいですね!

とても手間がかかるアイシングクッキー。価格が高いのも 納得しました。でも、何よりもオリジナリティあふれる手作りが最高。上手になれば、字なども描けるので、いろんなメッセージを伝えることも出来ます。まだまだ色々な絞り方があって、マフィンや角砂糖を飾ることも出来るそうです。
「何よりも食べられる楽しさを大事にしたい」という桔梗先生。どんなに可愛くても、食べられない…美味しくない…では、つまりませんね。

作って楽しい×見て嬉しい×食べて美味しい!と
3つのハッピーが詰まったアイシングクッキー。あなたも始めてみませんか?

料理教室一般社団法人 日本サロネーゼ協会

  • 兵庫県芦屋市大原町4-2 (GoogleMap)
  • 0797-38-1755
  • 不定休
  • 無し

(ライター 長谷川幸子)