毎年の家族写真で、家族の歴史を目に見えるカタチに

毎年の家族写真で、家族の歴史を目に見えるカタチに

家族が集まって撮った記念写真を見返す時、子育ての喜びも苦労もすべてが懐かしく思えることが幸せの一つ。見かけだけでなく表情でも子どもの成長を年々感じることができます。そんなお子さんの成長記録を1年に一度、形にしてみませんか?

「いつまでも続けたい家族写真」

「Studio dp」はJR芦屋駅から北へ徒歩7分、茶色い壁が目印の写真スタジオです。オーナーの梅田雄一さんは元巨人の桑田真澄選手の撮影や公式サイトを手がけられているカメラマン。
「元々写真を撮るのが好きで“写真館のおっちゃん”になるのが夢だったんです」と語る梅田さん。ホテル竹園の創業家のご出身で、以前はホテルの広報を担当されていました。自分で撮影した宴会場の広告写真がプロカメラマンの目に止まり、声をかけられた事がきっかけで、一念発起して弟子に。その後夢を叶えるべくホテルを退職し、今のスタイルを確立されて8年になります。

Studio dpのお客様 2014年のお写真Studio dpのお客様 2014年のお写真
2017年のお写真2017年のお写真

「Studio dp」の『いつまでも続けたい家族写真』は、毎年同じ時期に同じ構図で家族写真を撮ることをおすすめしています。眺めているとお子さんの成長ぶりに、つい微笑んでしまいますね。きっかけはご友人からの「毎年帰省した時に、同じ並びの家族写真を撮ってもらえないか」という依頼。そして別のご友人からお子さんの1/2成人式の記念写真を依頼された時「10年この撮影を続けて、成人式にプレゼントしたらどう?」と提案されて、このサービスををつくられたそう。まだ始めて3年ほどですが、撮影を継続されているご家族は20組以上。お孫さんが成人するまで抱っこして写真を撮り続けたい!とおっしゃるお祖父様もいらっしゃるそう。

おすすめは普段着で写ること、毎年の写真を玄関に並べること

「例えば成人式には綺麗にメイクとヘアセットをしてもらって着物姿の写真を撮りますね。それとは別に、今一番好きな服を着て、お気に入りのバッグを持って、いつものメイクで写る事をおすすめしたいんです」と梅田さん。20年、30年後に、お子さんやお孫さんに好きだったものや自然な姿を見せられるって素敵ですよね。お正月やお盆に帰省して全員集まった時、馴染みのお店にちょっと寄るような感覚でスタジオに来てほしいそう。
家族写真を嫌がられる年頃のお子さんは?と聞いてみると、やはり去年来られなかった中学生のお子さんがいらっしゃるんだそう。梅田さんは「大人になって『この頃は反抗期だったな』と笑って自分の歴史を振り返ってもらえたら」今年は来てくれるかな?と楽しみにしているそうです。あるお子さんは悩んでとても辛かった時、玄関に並んだ家族写真を見て「自分には家族がいる、頑張ろう!」と思えたとのこと。家族写真は、家族の絆を目に見える形にすることでもあるんですね。

今、この時間は一生に一度きり

「一番つらいのはお客様に『あの時撮っておけばよかった!』と言われること。沢山のご家族の笑顔と歴史に携わっていくことができて、本当に幸せなんです」と嬉しそうに語る梅田さんは、夢だった“写真館のおっちゃん”になられた喜びにあふれていました。
スマートフォンやデジカメで子どもの写真をたくさん撮っていても、誰かが撮影係になってしまい家族全員の写真は案外少ないものです。今、この時間は一生に一度きり。毎日成長していくお子さんの姿を形にしていくことで、見えるものがたくさんあるように感じました。ご家族が集まったお休み、みんなで写真を撮りにお出かけするのもいいですね。

「いつまでも続けたい家族写真」8,000円(税込)
写真データと2Lサイズのお写真をフォトフレームに入れて納品。出張もOK。

studio dp(スタジオディーピー)

  • 兵庫県芦屋市大原町11-8 (GoogleMap)
  • 0797-57-0010
  • 10:00~18:00
  • 不定休
  • 近くのコインパーキング等

<ライター 杉本せつこ>